【メダカの運命は…】2歳児はじめてのペット 飼育日記と反省点

はじめてのペットと言えば、小学生くらいから犬や猫、ハムスターというイメージがありますよね。
でも実は2歳児でも自分でお世話ができるペットがいます。
それはメダカ!!
今回は2歳の長男が、はじめてのペットとして、メダカの飼育にチャレンジした話を書きます。
飼育日記や準備したもの、反省点などをまとめます。
出会いは道の駅
メダカとの出会いは、道の駅。
偶然立ち寄った道の駅にいたメダカ。
小さな水槽の中で泳ぐメダカたちを見つけて、息子は興味津々!!
その場から離れようとしません。




ということで、メダカがうちにやってくることに。
ちなみに全部で10匹。
赤いメダカが2匹に白いメダカが8匹です。
どれもだいぶ大きいメダカに見えました。
はじめてのメダカ飼育
2歳の息子ははじめてのペット、はじめてのメダカ。
でも実は、私もメダカを飼うのは今回が初。
ちゃんとできるか2人でドキドキ…。
そろえたもの
うちには何もなかったので、いろいろと道具をそろえるところから始めました。
準備したもの
- 水槽
- メダカのエサ
- ブクブク
- 水草
- 中和剤
- カルキぬき
すべてホームセンターで調達。
道の駅で売られていたときの水槽は、とても小さいものでした。
10匹にしては少しきついかなと思い、少し大きいサイズのもの (30 x 20 cmくらい)を購入。
水草は息子に好きなものを選んでもらいました。
中和剤やカルキぬきは、なんとなくあったほうが長生きしてくれるかな、と思い購入。
毎日の任務
息子には、毎日2つのことをお願いしました。
しごと内容
- 生存確認
- エサやり
朝と寝る前に「おはよー」と「おやすみ」。
その時にちゃんと10匹いるかどうか、浮かんでいたり沈んでいたりするメダカはいないか確認してもらいます。
エサは朝、昼、晩の1日3回お願いしました。
息子ははじめてのペットのお世話にワクワクしている様子。
そんな姿を見ると私までうれしくなりました。



メダカ飼育日記
はじめてのペットということで張り切って日記をつけていたので、一部紹介します。
10日目まで
- 5/26
みんな元気にしている。息子もお世話を楽しんでいる。メダカを飼ってよかった。 - 5/30
息子がメダカに名前を付けた。10匹全員”ぷーちゃん”らしい。
メダカを飼い始めたのは、5/24。
6/2で10日になりますが、この時点では全員生存です!
息子も毎日欠かさずお世話しています。
20日目まで
- 6/5
朝、1匹亡くなっているのを見つけた。悲しい…。息子に報告すると「残念だね」と言いながら悲しげな表情で水槽を眺めていた。 - 6/9
また亡くなっている。夕方、1匹沈んでいるのを息子が発見。
13日目と17日目にそれぞれ1匹ずつ亡くなってしまいます。
元気なメダカは8匹に。
息子も「メダカさんいなくなっちゃった。なんでだろうねぇ。」とショックを受けている様子でした。



29日目まで
- 6/15
なんだかみんな、元気がない気がする。大丈夫かな。息子も「メダカさん動かないねぇ。」と心配している。 - 6/17
赤いメダカが2匹亡くなる。残っているのは白6匹。みんながんばれ!! - 6/18
あれ?また減ってる。でも浮かんでないし、沈んでもない。食べられちゃったのかな。探せないだけかな。 - 6/20
朝2匹浮かんでいるのを発見。何がいけなかったのかな。あと2匹、がんばれ! - 6/21
泳いでいるメダカがいない…。ついにみんないなくなってしまった。
6月中旬になると、息子も飽きてしまったのか、エサをやり忘れることが増えます。
そのせいか、次々とメダカがいなくなってしまいました。
息子が10匹のメダカのお世話をしたのは、29日間でした!



メダカのお墓
残念ながら、わずか1ヶ月で10匹のメダカはみんないなくなってしまいました。
息子にいのちの重みを感じてもらおうと、メダカたちのお墓をつくることにしました。
- メダカたち
- スコップ
- お手紙
をもって、公園へ!
お手紙は息子が「メダカさんにお手紙書かなきゃ。」と自分で用意したもの。
その辺にあった紙に、マジックで謎のメッセージを記入していました。
公園の人気のない木のそばに穴をほり、メダカを埋めてあげました。



一緒に過ごせたのは1ヶ月でしたが、私もお別れは悲しかったです。
でも息子は
- いのちを最後まで大切に扱うことの大切さ
- お墓の意味
この2つを理解してくれたようなのでそこはよかったと思います。
反省点
今回このような残念な結果になってしまって、反省していることが2つあります。
リサーチ不足だった
1つ目は事前の用さ不足だったこと。
今回は衝動的にメダカを飼い、そして道具もあわてて準備しました。
メダカの飼育に必要なものはネットで調べたりすることもなく、ただ売り場見て、自分の判断だけで購入してしまいました。
せめて、店員さんにちゃんと確認すればよかったと反省。
メダカにとってベストな環境を準備してあげられていたら、もっと長生きできたんじゃないかなと思います。
エサやりを徹底させるべきだった
2つ目はエサやりのこと。
飼育日記にもあるように、息子は10日目までごろはちゃんと毎回欠かさずに、エサやりをしてくれていました。
でもそれ以降はおろそかに…。
私がこのときちゃんと、
「エサやりはすごく大事なことなんだよ!」
と伝えていれば、息子も理解してくれたのかなと思います。
まだ2歳だから多少飽きっぽくても仕方ないかな、という気持ちもありましたが、ペットを飼う以上はちゃんとしないといけませんね。



いのちの大切さを学んだ
息子が今回学んだことは、いのちの大切さだと思います。
いなくなったメダカ
残念ながら、メダカはみんないなくなってしまいました。
でも、息子はそのメダカをみて「かわいそう」という感情をもっていました。
普段なにかをかわいそうと思うことはあまりないので、いい経験です。
また自分の任務 (今回はエサやり)をやりとげることの大切さを学んでくれたんじゃないかな、と思います。



新しいいのちの誕生
実は、メダカの赤ちゃんが生まれていました。
赤ちゃんの存在に気が付いたのは、10匹みんないなくなってしまった後です。
水槽を片付けようとしているときに、水面に浮かぶ小さな小さなメダカの赤ちゃんを発見!
その数、6匹!
見つけたときはとても嬉しかったです!
息子に知らせると、「わぁ、小さいねぇ。うまれてよかったねぇ。」と大喜びでした。
ちなみにこの赤ちゃんたちは、7/1現在も生存しています。
息子も、”亡くなるいのちもあれば、新しく生まれてくるいのちもある”、ということを知ってくれてよかったなと思います。



はじめてのペットにメダカはおすすめ
2歳児がはじめてメダカの飼育に挑戦した話を書きました。
メダカが命の大切さと切なさと、事前準備の大切さを教えてくれました。
- 飼育に必要な道具はちゃんと調べて揃える
- 子どもに自分の任務をちゃんとやってもらう
この2点に気をつければ、はじめてでも楽しくメダカの飼育ができると思います。
まだ小さな子どもにペットの飼育を…と考えている方は、ぜひメダカにチャレンジしてみてください!
運が良ければかわいいメダカの赤ちゃんにも出会える可能性もあるので、おすすめです。
コメント