大人もかかる溶連菌感染症。恐怖の6日間の詳細。【体験談】

みなさん溶連菌感染症って聞いたことありますか?
ネットで検索してみると、だいたい「のどが痛くなるこどもの病気」として紹介されています。
主に3歳~15歳ごろの子どもが感染するようですね。
でも大人もかかります。
実際にわたしは2019年9月に溶連菌にかかってしまい、6日間苦しみました。
この記事では、アラサー専業主婦が溶連菌と闘った記録を残します。
- 大人の溶連菌の実際の症状や経過の例が知りたい人
- もしかしたら溶連菌にかかったかも!と思っている人
溶連菌感染症とは?
まずは簡単に溶連菌の説明をします。
溶連菌の感染により、主に喉に炎症を起こし、高熱や喉の痛みが出現します。全身に発疹が出たり、舌が赤くなったり、中耳炎などを合併することもあります。
正確にはA群β型溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)、別名では化膿性連鎖球菌(かのうせいれんさきゅうきん)といいます。主に3歳から15歳頃に多いです[ピークは5歳から10歳]。
1年中みられますが、冬季と春から初夏にかけて2つのピークがあります。
引用:東京都こども医療ガイド
簡単に言うと、高熱と喉の痛みが特徴的な感染症ですね。
そして、子どもに多いというのも特徴。
こちらのページに詳しく載っているので、気になるかたはぜひチェックしてみてください!!
大人の溶連菌体験談
私が溶連菌と闘った6日間についてまとめます。
めったに身体を壊さないからかもしれませんが、かなりきつかったです。
主な症状
- 39~40度の熱 (6日間)
- 寒気
- 全身の関節痛
- 激しい頭痛
- 喉の痛み
- 喉の奥が白い膿でびっしり
この中で特につらかった症状は、熱と頭痛。
頭が常にガンガンしていました。
熱も高いので解熱剤が効いていないときは、何も考えることもできず思考停止。
スマホをいじるのも一苦労でした。

経過
最初は生理のせいかと・・・
もともと生理のときは倦怠感がひどかったので、最初は今回もそのせいかと勘違い。
でもそれにしては頭痛がひどすぎるし、喉も少し痛いし、なんか変だなーとは感じていました。
出産があったのでかなり久々の生理でしたが、今後これが毎月あるならばちょっと無理だなと弱気になっていました。
次の疑われたのはインフルエンザ
高熱が出たので、これはさすがに生理のせいじゃないと思い2日目に病院へ行きました。
そこで疑われたのはまさかのインフルエンザ!
痛いことが大っキライな私はあの鼻に棒をつっこむインフルの検査がとてつもなくイヤでした・・・。
でもしぶしぶ受けて、結果は陰性。






喉が痛いことを訴えてみたものの・・・
さらっとしか見てもらえずにただの風邪認定。
そしてただの風邪なのによくわからない抗生剤が処方されました。
2件目の病院で溶連菌だと診断
夫に子どもの面倒を見てもらいわたしはベッドでゆっくり休ませてもらうも、症状はおさまらず・・・。
頭痛と喉の痛みはひどくなる一方。
喉にちょっと違和感を感じたので、スマホの懐中電灯で照らしながら鏡で見てみました!
するとビックリ!!
白い膿やコケにようなものがびっしりだったのです。
もうあまりの汚さに衝撃を受けて、すぐ懐中電灯を消しました・・・。
そしてネットで検索してみると、溶連菌の場合の喉の状態にそっくり!
溶連菌だったらちゃんと効く抗生剤があって、それを飲むと治りが早いという情報も!
なので薬を求めて、2件目の内科へ。
(ちなみに1件目の内科は休診日でした。)
そこで症状を説明して、喉もちゃんと見てもらって、これはたしかに溶連菌っぽいとの診断が出ました!
喉の奥を棒でこする検査もしましたが・・・
結果は陰性。
理由はすでに1件目の病院でもらった抗生剤 (効かないけど)を飲んだからだろうということでした。
こちらの2件目の病院でもらった抗生剤はちゃんと効きました!
飲んでから24時間たてば菌の感染力も弱まるとも言われたので、安心して子どもたちと接することもできました♪
大人の溶連菌と他の病気の比較
文字にするとなかなか伝わりにくいのですが、本当に大人の溶連菌は辛かったです!
私がこれまでに経験した他の病気などと比較してランキングを作ってみたところ、3位にランクインしました。
- 1位・・・親知らず抜歯後のドライソケット
- 2位・・・妊娠中の副鼻腔炎
- 3位・・・今回の溶連菌
- 4位・・・妊娠中のマイコプラズマ肺炎
- 5位・・・インフルエンザ



大人の溶連菌にかからないように予防しよう!
私がかかった溶連菌の体験談を紹介しました。
専業主婦だからよかったものの、これお仕事している方とかだともっともっとキツイと思います。
溶連菌は飛沫感染 (咳・くしゃみなど)と接触感染 (手指を介して)の経路で感染するので、しっかり予防しましょう!
私が病院の先生から言われたのは、次の2つに気を付けましょうということ。
- 手洗い、うがい、消毒の徹底
- タオルやお箸などの共用はしない
溶連菌は子どもの病気として有名ですが、ときには大人もかかる。
そして大人がかかったらけっこうつらい場合もある。
できれば感染は避けたいのでみなさんも気をつけましょ~!
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