証券アナリスト監修!主婦でもわかるNISAと積立NISAのちがい

みなさん、資産運用していますか?
株は怖いとか、預金は損だとか、債券はバブルだとか、
いろんなこと言う人がいますが、私は先のことは誰にも分からないと思っています。
でも、ひとつだけ確かなのは、「税金で取られる分は少ない方がいい」ということですよね。
そんなことで、今日は利益が出ても税金がかからないNISAと積立NISAについて書いていきたいと思います。
☆この記事は、証券アナリスト資格を持つきっちりぱぱ監修のもと書いています。
NISAと積立NISAに関する記事は世にありふれていますが・・・
この記事では、「主婦でもわかる!」を心がけました。
他のページは難しくてよくわからなかった!
という方もぜひ読んでみてくださいね。
監修者プロフィール
- なまえ:きっちりぱぱ
- 資格:証券アナリスト、MBA、漢字検定3級 etc…
- 仕事:金融機関のひと。10数年目。
- ポリシー:何事も効率よく。
- 座右の書:「ウォール街のランダム・ウォーカー」

- NISAと積立NISAの違い、自分にはどちらがいいか知りたい人
- 資産運用に挑戦してみたいと思っている人
NISAって何?わかりやすく解説
NISAを簡単に言うと、「利益が出ても税金が取られない資産運用枠」です。
- 証券投資など:約20%の税金
- NISA:税金はゼロ!
通常、証券投資によって得られた利益には約20%の税金がかります。
たとえば、証券投資によって100万円の利益が出たら通常、約20%の約20万円が税金として没収され、手元には約80万円しか残りません。
でも、NISAで投資して得たものであれば、100万円の利益がそのまま手元に残ります。
これ、結構大きいです。
お給料が月30万円もらえるのか、24万円しかもらえないのかくらいの違いがあります。
もっと詳しく知りたい人は、金融庁のホームページをチェックしてみてください!



一般NISAと積立NISA
で、そんなNISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つがあります。
この2つは次のように非課税投資枠に違いがあります。
- 一般NISA:年間120万円×5年間=最大600万円
- 積立NISA:年間40万円×20年間=最大800万円
積立NISAは長期間にわたって運用するイメージですね。
2つのNISAを分かりやすいように船でたとえると・・・
- 一般NISA:1つの船に100コの金銀財宝を全部まとめてのっける感じ
- 積立NISA:100隻の船に1つずつ分散させて金銀財宝をのせる感じ
積立NISAはリスクを分散させるイメージですね。
あとは、一般NISAは比較的自由に投資商品を選べますが、
積立NISAは金融庁というお偉いさんが決めた投資信託からしか投資商品を選べません。
- 一般NISA:好きな銘柄の株に投資
(ベネッセHD、三越伊勢丹、タカラトミー、双日など) - 積立NISA:インデックス・ファンドなどに投資
(iFree 日経225インデックス、Smart-i8資産バランス 安定型など)
そのほかにも色んな違いがありますが、まあ、
「NISAはハイリスクハイリターン」
「積立NISAはローリスクローリターン」
と覚えておけばいいです。
NISAは年間120万円まで投資枠が使えるみたいですが、
120万円もの投資を5年間続けられる人って、そもそもどれくらいいるんでしょうかね。



NISAと積立NISA、どっちを選ぶ?
NISAと積立NISAのざっくりとした違いはなんとなく分かりましたか?
次は、NISAと積立NISA、それぞれどんな人が向いているのかを説明します。
ちなみに2つの併用はできないので、どちらか1つを選択する必要があります。
NISAが向いている人
- 経済学部、商学部出身の人
- 日経平均株価が今いくらかだいたいの感覚で分かる人
- 自分が持っている株の値動きを毎日チェックするのが楽しい人
- PERとか配当利回りとかの意味が分かる人
- 自分のことを人よりも賢いと思っている人
- 損切り(株価が購入時点よりも値下がりした状態で売却すること)ができる人
ある程度、経済や株に関する知識がある方はNISAがおすすめです。



積立NISAが向ている人
- 基本的に株式に興味がない人
- でも預金だと金利がつかないし何らかの形で資産運用したい人
- 長期で積み立てができる安定した収入がある人
- 日々の株価の値動きが気にならない人
買ったものはすぐ忘れる人 - 自分よりも周りの人の人の方が賢いと思っている人
- 損切りができない人
いつかまた上がるだろうと思って持ち続ける人
株とか投資とかよくわかんないけど、でも資産運用に挑戦してみたい!という人には積立NISAがおすすめ。






自分にあったほうを選ぼう!
NISAと積立NISAについて簡単に説明しました。
あなたにぴったりなのはどちらか分かりましたか?
私は誰がどう見ても積立NISA派になるのですが・・・
夫の助言は完全に無視してNISAに挑戦してみようと思います!
理由はおもしろそうだから。
それなりにリスクも伴いますが、やっぱり自分で好きな銘柄を選んでみたいです。
NISAについてはまた別記事でレポートしていきたいと思います。



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