赤ちゃん研究員の体験談を紹介!東京大学開一夫研究室

赤ちゃん研究員って聞いたことがありますか?
赤ちゃんが研究員って・・・
なんだかかわいいですよね。
赤ちゃん研究員とは、簡単に言うと大学などで行われる各種研究に協力する赤ちゃんのことです。
条件にあう赤ちゃんならば誰でも赤ちゃん研究員になることができます。
わが家も長男が生後10ヶ月のころ、東京大学の赤ちゃん研究員として「デジタルメディアが認知活動に及ぼす影響の研究」に参加しました。

この記事では、そのときの体験談を紹介したいと思います。
- 赤ちゃん研究員に興味がある人
- 赤ちゃんと少し珍しい体験をしてみたい人
ちなみに息子が調査に協力した研究室の開一夫さんは、赤ちゃん学絵本の監修者です。
赤ちゃん研究の成果は論文だけでなく、絵本にもつながるんですね。
わが家には<<<うるしー



赤ちゃん研究員とは?
赤ちゃんの発達を調べている大学、大学院、研究所などがあります。
その調査に協力するのが赤ちゃん研究員です!
調査方法は、モニターを見せて、遊んでいる赤ちゃんの動きを測定したりするなど、赤ちゃんの負担にならないような簡単なものです。
先ほども紹介しましたが、調査結果はは論文や<<<赤ちゃん学絵本
だいたい0歳~2歳くらいの赤ちゃんが募集されていることが多いようですね。
大学などのホームページから登録して、依頼があれば調査に参加することで赤ちゃん研究員としての体験ができます。
自分の子どもが研究に役立つことができるだなんて、わくわくしますよね!



赤ちゃん研究員の体験談
息子が生後10ヶ月のころ、赤ちゃん研究員として東京大学開一夫研究室の調査に参加しました。
赤ちゃん研究員に登録したのは、生後8ヶ月のころです。
赤ちゃん研究の申し込みから当日までのことを紹介していきます。
調査に参加するまでの流れは、次のとおりでした。



気長に待とう~
研究室のHPから赤ちゃん研究員に登録
息子が生後8ヶ月のころ、ネットサーフィンをしていて赤ちゃん研究員のことを知りました。
興味があったので、いろいろ調べてみて、東京大学開一夫研究室のホームページから赤ちゃん研究員に登録しました。
登録方法は簡単!
フォームに親の名前と連絡先、子どもの名前や生年月日などを入力するだけなので、1、2分で終わりました。



メールで調査協力の申し込み


赤ちゃん研究員の登録から2ヶ月ほどたったころ、メールで調査協力依頼が届きました。
研究の目的は、『乳幼児における運動学習のメカニズムを明らかにすること』とのこと。
- 対象:生後9ヶ月~11ヶ月
- 場所:東京大学 (京王井の頭線「駒場東大前」駅)
- 所要時間:約60分
- 測定方法:装置を使用して身体の動きと脳波を測定
- 調査日時:〇月〇日以降、△曜・△曜・△曜日、◇時~◇時



赤ちゃん研究は人気で、遠方から泊りがけで参加する方もいるほどだとネットで見ていたので、すぐに応募しました。
- 子どもの名前
- 生年月日
- 希望日時 (複数)
上の必要事項を書いて返信するだけで応募完了です。
その後応募当日中に返信が来て、調査に参加する日時が確定しました。



赤ちゃん研究当日の様子


当日は、13時に駒場東大前駅 西口改札 (下北沢よりの改札)で待ち合わせ。
研究室の担当の方がお迎えに来てくれました。
はじめての場所なので、お迎えがあるのはありがたいですよね。
駅から10分弱歩いて、大学まで向かいます。



大学につくと、プレイルームに案内されました。
ザ・研究室!って感じはなく、明るい雰囲気のお部屋でおもちゃも少しありました。
息子は場所見知りをしたのか泣いてしまいましたが、研究室の方は慣れた様子でした!
落ちついたら簡単な調査の説明を受け、同意したら装置をつける練習などをします。



質問があればいつでも答えてもらえるよ~
準備ができたら調査開始です。
詳しくは書けませんが、内容は頭とひじに装置をつけてモニターを見たりするものでした。
息子は帽子が好きだったので、頭の装置もそんなに嫌がることなくクリア!
部屋をかえて、2種類の調査をうけました。
私もすぐそばで見守ることができたので、とても安心できました。
調査自体はごく短時間で、息子も声を出して笑う場面もあったりと楽しめたようです。



調査後には簡単な結果も教えてもらえました。
また、論文が発表されたあとにも私たちにも分かりやすく書き直した後で結果を見せてもらえるようです。
ちなみに赤ちゃんの知能が測定できる!というわけではありません。



赤ちゃん研究員の記念品と謝礼


記念品の感謝状のほかに、ちょっぴり謝礼もいただけました。
感謝状は事前の案内がなかったのでびっくり!!
謝礼は調査当日に申請をして、後日銀行口座に振り込まれます。
私も息子も貴重な体験をさせていただいた上に、記念品や謝礼までいただけるだなんてうれしいですね。






赤ちゃん研究員はステキな思い出になる!
赤ちゃん研究員として調査に協力した体験談を紹介しました。
最後にこの記事を簡単に振り返ります。
- 月齢などの条件があえばだれでも赤ちゃん研究員になれる
- 赤ちゃん研究から生まれた<<<赤ちゃん学絵本
もある - 調査は短時間で赤ちゃんの負担にならないもの
- 調査結果は教えてもらえる
- 記念品や謝礼がもらえることもある
息子が赤ちゃん研究員として調査に参加したことで貴重な体験ができ、ステキな思い出になりました。
赤ちゃん研究員は東京大学以外でも、いろいろな大学や研究所で募集されています。
気になった方はぜひ応募してみてくださいね。



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